お姫様願望
お姫さま願望
私の中には結婚という制度から抜け出したいという願望がある。
結婚は私からすれば、牢屋と同じだ
この牢屋から、必ず脱出する
彼と脱出するタイミングを待っている。
夫を愛している。子供を愛している
なのに何故か窮屈さを感じる
彼を愛しているからだろう
夫と愛を確認する度に、罪悪感に襲われる
愛してる最中も、彼が出てくる事もある
最近は、彼と愛する事を楽しんでさえいる
限界を迎えそうになる度、自分で自分をなだめる
もう限界だと思うと、「離婚しよう」と口からこぼれている
体が拒否反応を起こしている
そんな時
いつも右上の方から、彼の声が聞こえる
「これでいいんだ、現実は動いている」と